今回から、科目「地域福祉の理論と方法」になりまして、今日は問題32を解きます。
「理論と方法」…。実践できているのか、自分は…
これから精神保健福祉士の国試を受ける方も、そうでない方も、気軽に過去問に触れることができますので、気軽に最後まで読んでくださると嬉しいです。
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定番です。精神保健福祉士 第23回(令和2年度)試験 午前の問題 問題32
科目 地域福祉の理論と方法
問題文
問題32 事例を読んで、U障害者支援施設のA相談員(社会福祉士)が立てた、利用者の地域移行に向けたプランに関する次の記述のうち、地域福祉の理念・原則に基づき、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事例〕
重度の知的障害があるBさん(40歳、女性)は、特別支援学校高等部を卒業後、実家から遠く離れたU障害者支援施設に入所して生活を続けてきた。Bさんは言葉でのコミュニケーションは困難であるが、地域で近隣の住民がボランティアとして主催する音楽活動に時折参加した際には、明るい表情で音楽を聴く様子が見られた。Bさんには兄弟姉妹がなく、両親は既に亡くなっている。
1 自己決定の尊重の観点から、Bさん自身から地域移行の希望が出てくるのを待つプランを立てた。
2 社会的包摂の観点から、BさんがU障害者支援施設近くの共同生活援助(グループホーム)に移り、地域住民と共に音楽を楽しむ場に参加するプランを立てた。
3 自立生活支援の観点から、Bさんが一般就労をした後に地域移行を目指すプランを立てた。
4 ノーマライゼーションの観点から、Bさんの実家近くの障害者支援施設へ入所するプランを立てた。
5 住民主体の観点から、地域移行後のBさんの支援を全面的に住民ボランティアに委ねるプランを立てた。
PSWパパの解答
2
PSWパパの考え ← 認識が微妙・誤っているところは緑太字
1 言葉でのコミュニケーションが困難なため、「自己決定の尊重」が「待つ」という姿勢だと、支援としては物足りなさを感じる
2 無難だ
3 一般就労してから地域移行しないといけないことはないじゃない
4 実家近くの施設だと「ノーマライゼーション」なの?
5 ボランティアを強制するは変だね
2だ。
正答
2
調べてみる
- 自己決定の原則(→ケースワーク(Wikipedia)→バイステックの7原則→6利用者の自己決定)
- 地域移行支援(WAM NET)
- 社会的包摂(Wikipedia)
- ノーマライゼーション(Wikipedia、コトバンク)
次回は 午前の問題 問題33 をやります
事例問題きましたねー。
経験者ですから事例問題は当てていきたいなぁ。
今回は大丈夫で良かった。
でわ次回も頑張ってまいりましょー
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