事例問題も出てきて、問題に幅が出てきましたねー。
今回は第23回(令和2年度)の問題33を解きます。
これから精神保健福祉士の国試を受ける方も、そうでない方も、気軽に過去問に触れることができますので、気軽に最後まで読んでくださると嬉しいです。
精神保健福祉士 第23回(令和2年度)試験 午前の問題 問題33
科目 地域福祉の理論と方法
問題文
問題33 民生委員制度やその前身である方面委員制度等に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。
1 方面委員制度は、岡山県知事である笠井{かさい}信一によって、地域ごとに委員を設置する制度として1918年(大正7年)に創設された。
2 方面委員は、救護法の実施促進運動において中心的な役割を果たし、同法は1932年(昭和7年)に施行された。
3 民生委員法は、各都道府県等で実施されていた制度の統一的な発展を図るため、1936年(昭和11年)に制定された。
4 民生委員は、旧生活保護法で補助機関とされていたが、1950年(昭和25年)に制定された生活保護法では実施機関とされた。
5 全国の民生委員は、社会福祉協議会と協力して、「居宅ねたきり老人実態調査」を全国規模で1968年(昭和43年)に実施した。
PSWパパの解答
2、5
PSWパパの考え ← 認識が微妙・誤っているところは緑太字
正しいもの2つね。問題は、わかりませんね…
1 しりません
2 わかりません
3 全然しりません
4 生活保護とは関係ないのでは?
5 ありそう
2.5にします
正答
2、5
やったー
調べてみる
- 方面委員制度(Wikipedia、コトバンク)
林市蔵と小河滋次郎 - 救護法(Wikipedia、コトバンク)
- 民生委員法(厚労省)
昭和23年制定 - 生活保護法 第二十二条(民生委員の協力)
民生委員法(昭和二十三年法律第百九十八号)に定める民生委員は、この法律の施行について、市町村長、福祉事務所長又は社会福祉主事の事務の執行に協力するものとする。 - 「居宅ねたきり老人実態調査」(国立社会保障・人口問題研究所)
※「1.高度経済成長期までの老人福祉」の3段落目の2行目にさらっとあります。ただ、このページ興味深いですね。
笠井信一(Wikipedia)さんって、何?
次回は 午前の問題 問題34 をやります
正直、人名が違う、というのは試験問題として気に食わんです。
でも、現実にこういう問題が出てるからなぁ。やるしかないなぁ。
次回も頑張ってまいりましょー
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