問題45 次のうち、行政機関に配置が義務づけられている職種として、正しいものを1つ選びなさい。
1 身体障害者更生相談所の身体障害者相談員
2 都道府県福祉事務所の知的障害者福祉司
3 婦人相談所の母子・父子自立支援員
4 精神保健福祉センターの精神保健福祉相談員
5 児童相談所の児童福祉司
科目「福祉行財政と福祉計画」 問題45
今回は第23回(令和2年度)「福祉行財政と福祉計画」の問題45を解きます。
人員配置、ね。私は精神科病院で勤務してますが、精神保健福祉士を雇ってると医療機関にどうプラスになるのかを語れる人は、意外と医療機関の中でも少ないのでは?と思ってます。
確かに、配置される必要がある、ということは大事な要素ですが、そこで何をするかがもっと大事です。
でわ解きましょうか。
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これから精神保健福祉士の国試を受ける方も、そうでない方も、気軽に過去問に触れることができますので、気軽に最後まで読んでくださると嬉しいです。
※「福祉行財政と福祉計画」問題42からは、それまでと構成を変え、冒頭より問題文→PSWパパの解答→PSWパパの考え→正答→調べてみる、という流れにしました
PSWパパの解答
5
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PSWパパの考え ← 認識が微妙・誤っているところは緑太字
基本「相談員」って配置義務になってないと思うんですよね
1 だから✕
2 福祉事務所は“知的”領域だけを対応するわけではないから、違うと思う
3 ✕で
4 ✕で
5 これは理にかなってると思う
5です
正答
5
これは間違ってはいけない問題でした。
良かった。
調べてみる
- 身体障害者更生相談所(厚労省通知)
身体障害者福祉司、ですね - 福祉事務所(厚労省)
知的障害者福祉司は「配置されている福祉事務所がある」とあり、配置義務はないです - 婦人相談所(コトバンク)、売春防止法(e-Gov法令検索)
- 母子・父子自立支援員(厚労省)
「都道府県、市及び福祉事務所設置町村に対して、母子・父子自立支援員の人材の確保及び資質の向上を図るよう努力義務が規定され」とあるので、義務ではないですね。 - 精神保健福祉センター(厚労省通知)
精神保健福祉士、ですね - 児童相談所(厚労省)
はい、児童福祉司がありました
次回は 午前の問題 問題46 をやります
母子・父子自立支援員って、正直ピンと来てませんでした。
いろんな方がいて、いろんな方を支えているわけですね。
それでは次回も頑張ってまいりましょー
→ 午前の問題 問題46 へ
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