問題48 厚生労働省が発表した「市町村地域福祉計画策定状況等調査結果(平成31年4月1日時点)」に示された「地域における高齢者の福祉、障害者の福祉、児童の福祉その他の福祉に関し、共通して取り組むべき事項」として、次の中で最も多くの計画に位置づけられている事項はどれか、正しいものを1つ選びなさい。
1 居住に課題を抱える者への横断的な支援の在り方
2 地域住民等が集う拠点の整備や既存施設等の活用
3 自殺対策の効果的な展開も視野に入れた支援の在り方
4 保健医療、福祉等の支援を必要とする犯罪をした者等への社会復帰支援の在り方
5 地域づくりにおける官民協働の促進や地域福祉への関心の喚起も視野に入れた寄附や共同募金等の取組の推進
(注) 「地域における高齢者の福祉、障害者の福祉、児童の福祉その他の福祉に関し、共通して取り組むべき事項」とは、社会福祉法第107条第1項第1号に掲げられている事項のことである。
科目「福祉行財政と福祉計画」 問題48
今回は第23回(令和2年度)「福祉行財政と福祉計画」の問題48を解きます。
この科目最後の問題です。この科目はなかなかしんどかったから、次の科目に向けて良い終わり方が出来れば、と思っております。
それではいってみよー。
これから精神保健福祉士の国試を受ける方も、そうでない方も、気軽に過去問に触れることができますので、気軽に最後まで読んでくださると嬉しいです。
※「福祉行財政と福祉計画」問題42からは、それまでと構成を変え、冒頭より問題文→PSWパパの解答→PSWパパの考え→正答→調べてみる、という流れにしました
PSWパパの解答
2
PSWパパの考え ← 認識が微妙・誤っているところは緑太字
1 住居なのか
2 憩いの場的なものか
3 自殺対策なのか
4 犯罪者対策なのか
5 募金なのか
うーん、2かなぁ
正答
2
合ってました
調べてみる
- 「市町村地域福祉計画策定状況等調査結果概要 平成31年4月1日時点」(厚労省)
この8ページ目が今回の問題に関する箇所です
8ページ目のグラフから、多い順(複数回答可です)に
①生活困窮者のような各分野横断的に関係する者に対応できる体制(72.1%)
②地域住民等が集う拠点の整備や既存施設等の活用(68.0%)
③市民後見人等の育成や活動支援、判断能力に不安がある者への金銭管理、身元保証人等、地域づくりの観点も踏まえた権利擁護の在り方(59.2%)
④高齢、障害、子ども・子育て等の各福祉分野のうち、特に重点的に取り組む分野に関する事項(56.4%)
⑤制度の狭間の課題への対応の在り方(48.5%)
となっており、選択肢中では2が最も多いということになります。
他選択肢は、
選択肢1 29.6%
選択肢3 27.9%
選択肢4 12.9%
選択肢5 23.3%
となってました。
次回は 午前の問題 問題49 をやります
選択肢だけみると、どれも重要そうに感じますが、生の情報に触れると「あーこういうことが重要視されているのかー」と思いますよね。
この科目、優秀の美を飾ることができました。よかった。
次回も頑張ってまいりましょー
→ 午前の問題 問題49 へ
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