問題6 次の記述のうち、認知症患者に用いられるドネペジル塩酸塩について、正しいものを1つ選びなさい。
1 効能は認知機能の回復である。
2 血管性認知症に適応がある。
3 心疾患には特に注意が必要である。
4 服薬を中止すると強い離脱症状を認める。
5 神経伝達物質であるアセチルコリンの分解を促進する。
科目「精神疾患とその治療」 問題06
今回は第23回(令和2年度)「精神疾患とその治療」の問題06を解きます。
認知症の薬に関してですね。
これは落とせない。
頼む。
いきましょう。
これから精神保健福祉士の国試を受ける方も、そうでない方も、気軽に過去問に触れることができますので、気軽に最後まで読んでくださると嬉しいです。
PSWパパの解答
3
PSWパパの考え ← 認識が微妙・誤っているところは緑太字
1 回復ではなく、進行を遅らせるものです
2 アルツハイマー…かと
3 必要なのでは?
4 離脱症状はないと思う
5 うおーわからん
3!
正答
3
よかった
調べてみる
- 塩酸ドネペジル(Wikipedia)
※「塩酸ドネペジル」で検索すると、製薬会社の説明書が出てきますので、それを参照くださってもよと思います。何か1つのリンクを貼ることに気が引けたものですから…。ご了承ください。
選択肢1
前掲Wikipediaに「進行抑制剤」とあります
選択肢2
アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症で認可されてます
選択肢3
「ドネペジル 心疾患」で検索
選択肢4
離脱症状に関しての記載はないです
選択肢5
前掲Wikipediaの「作用機序」の箇所に「本薬は、アセチルコリンを分解する酵素であるアセチルコリンエステラーゼを可逆的に阻害することにより脳内アセチルコリン量を増加させ、脳内コリン作動性神経系を賦活する」とあります
次回は 午後の問題 問題07 をやります
正解しました。
ドネペジルのWikipedia内の「エピソード」箇所が面白かったです。開発者は素晴らしい方だと思うし、強い信念を持ち続けたと思うので本当に尊敬します。尊敬する反面、想像するに開発者は非常に苦労のあった人生だったと(勝手に)推測します。
会社から2度も開発中止を厳命される、って相当な状況ですよね。絶対に異端児ですよ。
でも好きです。わたしは。
いやー、なんか元気をもらいました。
次回も頑張ってまいりましょー
→ 午後の問題 問題07 へ
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