問題7 次のうち、森田療法で用いられる理論や技法として、正しいものを1つ選びなさい。
1 転移
2 絶対臥褥{がじょく}
3 フラッディング
4 古典的条件づけ
5 カタルシス効果
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科目「精神疾患とその治療」 問題07
今回は第23回(令和2年度)「精神疾患とその治療」の問題07を解きます。
「森田療法」。
勉強で耳にしましたが、この療法に実際にお目にかかったことはありません。(院長からエッセンス程度は聞いたくらいですかね。)
うーん「4」は違うでしょう。
あ。
それでは、いってみましょー。
これから精神保健福祉士の国試を受ける方も、そうでない方も、気軽に過去問に触れることができますので、気軽に最後まで読んでくださると嬉しいです。
PSWパパの解答
2
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PSWパパの考え ← 認識が微妙・誤っているところは緑太字
1 森田療法で「転移」なんてないでしょう
2 何もしないでいるやつね。これです。
3 …ちょっとわかりません
4 パブロフ。そして違う。
5 聞かない
2です
正答
2
ほい。
調べてみる
選択肢1、4、5
「森田療法」とは関係なさそうです
選択肢2
Wikipediaに
「第一期 – 絶対臥褥(がじょく)期:約1週間。患者を個室に隔離し、食事・洗面・排泄など基本的な生活行動以外の活動をさせずにベッドに横たわる。この際に以前から抱き続けてきた不安が強く頭をもたげ、煩悶、葛藤に苦しむが2,3日を経て心身が安静の状態に入り、孤独な状態に置かれようと極限状態には立ち至らないことを悟る。5日くらい過ぎたころには、蓄えられたエネルギーと解放された不安状態と抑えられていた「生の欲望」が一体となり、日常生活に早く復したいという心境に至る。」
とあります。
選択肢3
「行動療法」(コトバンク)に、
「それとは逆の技法がフラッディング法で、患者を最初からもっとも恐ろしい、あるいは好まない刺激にさらして、逃避できない状態におき、これを繰り返す。」
とあり、フラッディングは行動療法の一種です。森田療法は心理(精神)療法です。
次回は 午後の問題 問題08 をやります
院長から、強迫神経症の方に対するアプローチとして森田療法のエッセンスを聞いたことがあります。
それにしても、何かを実践するのって、人が多いと難しくなっていくものですよね。
医師の治療方針があったとして、それをチームで体現するのは簡単ではないです。
はい、また頑張ってまいりましょー
→ 午後の問題 問題08 へ
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