問題40 次の記述のうち、包括型地域生活支援プログラム(ACT)の標準モデルとして、正しいものを1つ選びなさい。
1 軽度の精神障害者で、かつ本人の希望があれば利用できる。
2 ケアの提供は日中を基本とし、夜間や休日は他機関に委ねる。
3 担当者が不在の時にも、多職種チームがケアを提供する。
4 利用開始時に期限を決めて、短期間で支援を終結する。
5 仲介型のケアマネジメントを基本とする。
(注) 包括型地域生活支援プログラム(ACT)の標準モデルとは、「ACTの標準モデル-ACT全国ネットワーク」(ACT全国ネットワーク発行)の内容とする。
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科目「精神保健福祉の理論と相談援助の展開」 問題40
今回は第23回(令和2年度)「精神保健福祉の理論と相談援助の展開」の問題40を解きます。
ACTね。
単純に、本人の生活圏内で、医療者も自由に行き交うことができると良いなぁ、って思いますね。
それでわ問題いってみましょー。
これから精神保健福祉士の国試を受ける方も、そうでない方も、気軽に過去問に触れることができますので、気軽に最後まで読んでくださると嬉しいです。
PSWパパの解答
3
PSWパパの考え ← 認識が微妙・誤っているところは緑太字
1 程度は関係ないですね
2 夜間も支援できた方がいいですよね
3 ACTに限らず、そういう支援が良いですよね
4 短期間で有益な支援は難しいですね
5 チームが直接的に支援します
3です
正答
3
調べてみる
- ACTガイド(厚労省 H22年)
↑<厚生労働省の「平成21年度障害者保健福祉推進事業」の一部を活用して日本のACTの実態について調査をし、このガイドブックを作成いたしました。>とあります
選択肢1
前掲のガイドブックに
<従来の治療では改善しにくい、統合失調症や躁うつ病などの重い精神障害を持つ方を対象としています>
とありますが、事業として行うに当たっての対象を「重い精神障害を持つ方」としているのであって、軽度の方を対象としないという趣旨ではないと理解してます。
ただ、選択肢のような「軽度」に限定するということはありません。
選択肢2
前掲のガイドブックに
<訪問中心の多職種チームによる、24時間365日のサポート>
とあります
選択肢4
前掲のガイドブックに
<原則的に期限はありませんが(略)>
とあります
次回は 午後の問題 問題41 をやります
「ACT」なんて格好良くキメるのではなく、
プラーっとみなが地域で交わることができると良いですよね。
病院だって地域にあるわけですから「専門職が本人のところへ訪問」することをなんか“凄いこと”みたいにしないで、普通になれば良いなぁと個人的には思ってます。
それでわ、次回も頑張ってまいりましょー
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